ここから始めます。〜THE YELLOW MONKEY @東京ドーム〜
(※多分ネタバレは無いです)
どうも。
酒でベロンベロンになった状態でこの記事を書いてます(爆)。
コロナ禍に陥って、緊急事態宣言も出されて、皆が自粛自粛と騒いで、まず最初に打撃を受けた場所が私の大好きな場所、ライブハウスでした。
大阪のライブハウスでクラスターが発生したという報道がされてから、世間のライブハウスに対する目が一気に悪くなった。
確かにライブハウスは換気も悪いし密になる場所だとは思う。それは認めるけど、だからと言って「ライブなんか無くなればいい」なんて極論は言わないで欲しかった。世間ってなんでこんなに責めるのは簡単に出来ちゃうんだろう、って凄く悲しくなった。
案の定、私の大好きなバンドも軒並みライブが中止になったり延期になったりして、日々状況が変わる中、自分たちが最大限出来ることをしてた。例えば配信ライブという形だったり。
でも、ずっと何かが物足りなかった。
やっぱり「生」の良さ、ってのが配信だとどうしても感じられなかった。全身で音を浴びる感覚が、全身で「楽しい」と感じる感覚が、まるで無い。
そして11/3というこの日。
ホントに世界初であろう、コロナ禍後の大規模イベントが行われた。
新聞の一面に、この記事が載った。
この数字の意味は、分母が当初収容予定だった人数で、分子が今回収容される予定の人数。半分以下の収容数である。
凄くリスキーなことをやるのは本人たちも重々承知していると思う。
でも、誰かがやらないと、誰かが始めないと、何も前に進めないんじゃないか、っていう思いもあったんだと思う。
正直私も始まるまでは緊張と不安もあった。「大丈夫なのかな…?」とか「無事でありますように…」とか、色んなことを思いながら東京に来た。
新幹線で東京まで向かい、会場に着くまで、本当にガラガラだった。「あれ?今日祝日ですよね?」と言いたくなるほどガラガラだった。昼間は新宿にいたけど、その新宿ですら新宿にしては閑散としている感じで、新宿もこんなに閑散とする時があるのか、とめちゃくちゃ驚いた。あの中央線がガラガラすぎてビックリした。駅を降りてからも全然人が少なかった。まあ、祝日だからかな。
この写真、開演約1時間前の写真です。
東京ドームにライブに行ったことのある人なら分かるかもですが、めちゃくちゃガラガラなんです。本当に今日ライブやりますか?ってくらい、人がいない。
まあ、こんなご時世なので入場への対策もめちゃくちゃ指定されてました。
こんな感じで。
席の場所によって入場時間が決められている「規制入場制度」が設けられていた。
10月末〜COCOAアプリのダウンロードを必須とされて、入場の際に濃厚接触が無かったと示す画面を提示しなければならなかった。
席も1席ずつ間隔を空けて座り、且つ前後が交互になるように座るよう指示されていたので、ホントにお客さんも多くはなかった。
で、基本大声を出すことは禁止だし、歌を歌うことも禁止(いやむしろ普段も歌わないでほしい)。基本は声を発さないで、と指示があったにも関わらずめちゃくちゃ客に歌わせてきたボーカルさんはどうしたら良かったんですかねぇ…(笑)。
ただ、手拍子とか体を動かすとかはOKだったので、皆声を出せない代わりに手拍子でアピールしまくってた。
あとなんか、フリフラ?とかいう、何かに反応して光るリストバンド?みたいなのが各席に用意されていて、声を出せない分その光を示して会場を彩る、とかまあなんか色んな工夫がされてた。照明もめちゃくちゃ凝ってたし。
で、1曲目が始まった瞬間、これまでの色んな思いが爆発して、号泣しまくった。とにかく泣いた。
今この瞬間、演者と沢山のオーディエンスが一体となって、同じ空間を楽しんでる。それが本当に嬉しくて。久しぶりに味わった感覚で、とにかく嬉しかった。
ライブって、世の中的には要らないものなのかもしれない。
でも私は、全身で音を浴びる感覚が味わえる唯一の空間だな、と思ってるし、ライブを楽しんでる時が一番「ああ、今日まで生きてて良かったな」と思えるので、凄く必要としている。
規模なんて関係ない。今回のように大規模でもいいし、小さなライブハウスだっていい。とにかく全身で音を浴びる感覚が私にはたまらないから、絶対に無くしてほしくない。
馬鹿だな、って思われるかもだけど、その馬鹿を全力で楽しむことこそが一番生きてる感じがして、私は好き。
そして今回のライブを沢山のアーティストが見て、また「お客さんを入れてライブしたいな」と思ってくれたら、凄く凄く嬉しいな、と思った。
カッコ良すぎたよ。おじさんたち。
あ、そろそろおじいちゃんか?(笑)。
ありがとう。本当に、お客さんを入れてライブをしてくれて。
取り急ぎ、酔っ払いの投稿でした(爆笑)。
またセトリとかの話は書きたくなったら書くかもだし、書かないかも(笑)。気分によりけり。
おわり。