読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

久しぶりにNICO Touches the Wallsのライブに行ってきた

f:id:trccrock69:20170221232154j:plain

 

NICO Touches the Wallsのライブに先日行ってきた。

 

いつから私はNICO Touhes the Wallsのライブに行っていなかったんだろうか?

そんなことを思いながら、その日一日仕事をしていた。

 

2012年。

私が本格的にNICOを好きになった年でもある。その年、特にリリースがあったわけではないが、どの会場でもセットリストが全く同じになることはないツアーが遂行された。「ALGORHYTMIQUE」である。驚いたことに、私はこの年からNICOをライブハウスで見ていなかったのだ。この年に、地元滋賀県にある「U★STONE」そこにNICOがやってきてライブをしてくれた。地元に来てくれるということもあり、当時の私はとてつもなく喜んでいた記憶がある「anytime,anywhere」「サドンデスゲーム」をやってくれたことが非常に印象的だった。あの時の衝撃は忘れない。とにかく、その公演以来5年ぶりのライブハウスということに非常に驚いた。2012年以降フェスで見ることはあっても、なかなかワンマンに行く機会もなく、今日に至るという感じだった。そもそもNICOのワンマンライブに行くこと自体4年ぶりみたいだ。自分の中の最後のNICOワンマンがどうやら2013年のShout to the Wallsツアーらしい。余程自分が別バンドに流されてしまったかが分かってしまう期間の空きようですね。(笑) TシャツもALGORHYTMIQUEのものしか持っていませんでした。

 

 

18:50くらいに仕事の片づけを終え、あとは速攻で着替えて行くのみ、という状態にまでなり、一人でソワソワしながら定時になるのを待っていました。そして仕事を終え、全力疾走。19:10過ぎに会場に着きました。案の定、着いた頃にはライブは既に始まっていました。自分が割と好きで聴きたいと思っていた曲が中から流れてきて、早く行きたいと思いながらもロッカーに荷物を詰め込まなきゃいけないという苛立ちも少しあり、会場へ。ドアを開けた瞬間、熱唱する光村龍哉の姿が見えた。演奏する3人の姿もあった。興奮したと同時に、少し懐かしい気持ちも出てきた。「昔はよくNICOのライブに行ってたなあ。NICOのおかげで色んな友達が出来たんだよなあ」としみじみ思った。

 

 

マシ・マシを聴いて好きになって来た人には今日のライブは厳しいかもしれませんが、どうぞよろしく」

そんなトークから始まった。それを聞いて、そうか、そんな人が増えているのか、と単純に思った。時の流れを感じた。私の知ってるNICO Touches the Wallsの代表曲は「手をたたけ」とばかり思っていたが、最近はもうそうじゃないんだな、と。「ストラト」「マシ・マシ」その辺りがベターな入り口なんだなあ、と思った。でも、彼らは以前と何も変わっていなかった。変わってしまったのは私の心だけなのかもしれない。彼らがバンドで演奏する姿はとても美しく、カッコよかった。そこにあったのは彼らだけが出せる音だけだった。ライブハウスでしか出せない、彼らだけのバンドの音がそこにあった。ツアーは今後もまだまだ続くのでネタバレは敢えてしないが、とにかく会場に入った瞬間から彼らはがむしゃらに演奏していた。その姿を見て私は本当に、何とも言えないくらいの興奮を覚えた。CDで聴くと正直あれ、と思っていた曲もライブで聴くと途端にカッコ良くなる、あの現象は一体何なんだろうか。何か名前をつけたいくらいである。私自身が久しぶりのNICOのライブということもあって、全ての曲を久しぶりに聴いた。(厳密に言うと、NICOを見るのは去年のARABAKI ROCK FES以来なのだが)「あの曲をまさかやるとは」と思った曲や、「あの曲はもうやらなくなっちゃったんだな」と思う曲があったり、「あの曲聴きたかったなあ」と思う曲も沢山あった。会場の雰囲気は、正直皆大人しいなあ、と思ってしまった。私がここ最近モッシュのよく起こるライブにしか行ってなかった所為もあるかもしれないが、「この曲は暴れたかったなあ」とか「もっと踊り狂いたかったなあ」とか、そんなことを思う曲も何曲かあったものの、如何せん「オンナノコ」が多いので、暴れることを酷く嫌う人が沢山いるであろう。そこはぐっと抑えて、軽く踊る程度に楽しんだ。

 

ツアー初日の構成の不安定感がまた良かった。ALGORHYTMIQUEの時も、ツアー初日でなんばHatchに行った記憶がある。その時も「この先どうなるんでしょうね」と不安半分楽しみ半分みたいな雰囲気だったが、最後に「行ってきます」と一言言って「N極とN極」を演って終わった。その時と同じく、今回も「行ってきます」と彼らは言った。何の曲をやったかは言わないが(見たい人はセットリストのサイトでも見て下さい)。ただひとつ寂しいな、と思った点が、光村さんが一切ジャズマスターを持って演奏しなくなってしまったことだ。以前はずーっとジャズマスターを使って演奏していた。実際、ジャズマスターから出る音が私は好きだ。この間もPeople In The Box9mm Parabellum Bulletの対バンライブに行ってきたのだが、ピープルのギターの人がジャズマスターを使っていて、やっぱりそこから出る絶妙な重低音が私は大好きだった。今ではもうそれも持たなくなり、テレキャスフェンダーなどを使って演奏していた。それが少し寂しい感じがした。あのギターを持った光村龍哉という人間が本当に好きだったのになあ。いつから持たなくなってしまったのかは私は分からない。ただ、この空白の期間に違うギターに変えられたことは紛れもない事実なのである。いつかまた持って演奏してくれるだろうか。

 

f:id:trccrock69:20170223222627j:plain

 

参考までに。

 

特にMCが多かったわけでもなく、ライブとしてはあっさりとした終わり方だったが、とてもいいライブだった。やっぱりバンドはライブハウスで見るのが一番だな、と改めて感じた。あの我武者羅感、音のバキバキ感はライブハウスでしか出せない。ホールだと音が綺麗に聞こえて、それはそれでいいのだが、やっぱりあのバキバキ感があるのがロックバンドのいいところだと思う。

 

次に行くのはツアー最終日の京都。ALGORHYTMIQUEの時も、ツアー初日が大阪で、ツアー最終日が大阪という素晴らしい日程だったが、今回もツアーは埼玉から始まり京都で終わるという、また私にとっては素晴らしい日程だ。京都でツアーを通して成長した姿を見られることを期待しています。今からどんな姿で京都で演奏してくれるかが楽しみです。どんな姿で化けて出てくるのか?どんな風に観客をゾクゾク、ワクワクさせてくれるのか?それが楽しみで仕方ない。とにかく、無事に完走出来ることを祈ってます。久しぶりのライブ、最高でした。