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「意味の分からない対バンライブ」を目の当たりにした

はじめに言っておきます。

ネタバレあります。

これから行く人、ネタバレ見たくない人は見ないで下さい。

 

 

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誰がどう見ても「ヤバイ」対バンライブに行って来た。

 

ONE OK ROCK × Mr.Children at 横浜アリーナ

 

誰がこの二組が対バンするなんて考えたことか。

きっと誰も想像しなかっただろう。普通ならあり得ないと思う対バンである。

 

私もはじめ聞かされた時は何かの冗談なのかと思って信じなかったのだが、公式サイトを見ると間違いなく「Mr.Children」の文字が。正直「は?」しか言えなかった。(笑)

バンに呼ばれるMr.Children。対バンに呼ぶONE OK ROCK。一体どういう経緯や思いがあってこの対バンが成立したのか、それを本人たちの口から是非とも聞きたかった。何故日本のモンスターバンドを呼ぶと決めたのか。何故Mr.Children側も対バンしようと思ったのか。どういう思いでワンオク側もミスチルを呼ぼうと思ったのか。それらに関してはオーディエンス全員が気になっていたことだったと思うのでお互いに話してくれたのだが、なんとまあ意外なものだった。これに関しては後程話すとする。

 

私はミスチルの「未完」Tシャツを着ていった。一緒に行った人も未完Tを着ていったのだが、まあいない。今まで行ったライブは前のライブのTシャツを着るだとか、対バン相手のTシャツを着る人や全然関係ないバンTを着る人が結構いたりしたのだが、今回のライブではそれが無かった。ほぼ全ての客が今回のAmbitionsのTシャツを着て、Ambitionsのタオルを持っていた。まず全然関係ないTシャツを着ている人は全くいなかった。ミスチルのTシャツを着ている人も私たち以外に2人しか見なかった。そのほかはほぼ全て今回のワンオクのグッズ。まあその代わり、「滅多に見ないミスチルTシャツ」を着ているということでちょこちょこ話しかけられたりもしたのだが。とにかく浮きまくっていた。

 

開演前、勿論話題になるのは「ミスチルが何を歌うのか」。ライブ前に酒をひっかけながら何を歌うか予想していた。「とにかくミスチルを深くは知らない若い客が多いだろうから有名どころで固めてくるのは間違いない」ということで「名もなき詩」「innocent world」「HANABI」「エソラ」辺りは間違いないだろうと予想した。歌って欲しい曲として「CENTER OF UNIVERSE「擬態」「シーソーゲーム」「ニシエヒガシエ」等は挙げていた。居酒屋で話している時に、隣にいた男女客も今回のライブに参戦する人っぽく話を聞いていたのだが、女性がそこそこのミスチルファンでそこでもまた「ミスチルが何を歌ってくるか」を話していたので静かに耳を傾けていたのだが、その女性は「旅立ちの唄」とか歌うんじゃないか?と予想していたが、個人的にそれは無いと思っていた。「HEROとか歌って欲しいよね〜」という意見には賛同出来たが、どうも話している内容がミーハー感あったのでなんだこの人と思って聞いていたが、なんとその人「私ミスチルのライブはesの時から行ってます」という発言が聞こえてきた。これはさすがに驚いた。ただ、「私アルバムはSENSEだけ持ってないんです」という発言も聞こえておいおい…と思ったのだが(笑) 結構SENSEも名曲揃いだから借りてあげて。

 

とまあ、色んな話で久々にミスチルの話題で盛り上がったのが楽しかった。攻めてくるのか、無難に固めてくるのか、ファンとしては攻めてきて欲しい気持ちがあるが…どう出るか。という感じだった。

 

そしていよいよ開演。照明が消えて、興奮はMAX。いよいよミスチルが見られる…!という気持ちでいっぱいで、彼らは現れた。

彼らにSEたるものは無いので無音で現れたのだが、出てきた後にovertureが流れたので一緒に行った人と「あれ…これってもしかして…!」と大興奮。周りでギャーギャー騒いでたのは私たちぐらいだったのだが(笑) 1曲目は「fanfare」。アップテンポの曲で皆それなりに盛り上がっていたように思う。「まるで袋の鼠〜」の部分を若干端折って歌っていたのが気になったが(単純に歌詞間違い?)。「悔やんだって後の祭り〜」から歌い始めていたので、端折ったのか間違えたのかは分からない。そこからの2曲目は「擬態」。SENSEだけ持ってない彼女は楽しめたのだろうか、というセトリだ(笑) しかしまさかここで擬態を歌ってくれるとは結構嬉しかった。サビで死ぬほど盛り上がったのも周りで私たちくらいだった。周りの人はあまり知らず「?」という感じの人が多かったように思う。桜井さんが歌詞を間違えて、JENがめちゃくちゃ笑っていた。(笑) しょっぱなを間違えたのだ。「ビハインドから始まった〜」のところを「ディスカウント」と言いかけていたのでさすがに笑った。

 

 

 

盛り上がった後にMC。ここで桜井さんが何故ワンオクのライブに出ることになったのかを話してくれた。それは実に単純なものだった。

 

「この間Takaくんとご飯に行ったんですよ。その時に僕から『ねぇ…今度そういえばツアーやるんだって…?もし良かったらさぁ…?その前座をやらせてくれないかなぁ…?』と頼んだわけですよ(笑) …Takaくんもきっと、断れなかったんだと思います!(爆笑)」

 

あら、そうだったの。とても意外。めちゃくちゃ笑ったけど。

まさか桜井さんの方からオファーするとは。後から聞いた話だが、どうも桜井さんの息子さんがONE OK ROCKのファンだという噂を聞いたのだが。親の力っていいな…。

 

ライブ前に色々考えたんだけど、どうしても見つからなかった疑問の答えがまさかこんな単純なものだったとは夢にも思わなかったな。単純すぎて、なんか愛おしくなった。(笑)

 

「ここにいる人は、僕たちの息子くらいの年齢の人たちが多いと思うんですけれども、実は僕、去年ここ(横浜アリーナ)にONE OK ROCKのライブを見にきてたんですよ。 その時にTakaくんがね、『俺たちは世界一のバンドだ!』と豪語していたわけですよ。…ここに先輩がいるのになぁ…と思いながら聞いていたんだけどね(笑) でもまぁ、そんなことを堂々と怖じけずに言えるほど大きな人間になっていることは僕も非常に尊敬します」

 

と桜井さんは話していた。悪魔なのか悪魔じゃないのか…(笑)

 

ONE OK ROCKというバンドは、いつもいつも順風満帆なわけではなくて、大変な時期もあったみたいで。上手くいきそう、と思えば壁が立ちはだかり。また上手く行くと思えば壁が現れ。そんな色んな大変な思いをしてきたバンドだと聞きました。大変な時期には、メンバーでカラオケに行ったと聞きました。その時に僕たちの歌も歌ってくれたみたいです。次にやる曲はその時に歌ってくれて、Takaくんが大好きだと言ってくれた曲をやろうと思います。…『Tomorrow never knows』」

 

そこからのTomorrow never knowsはさすがに客席もどよめいていた。私も鳥肌が立った。ONE OK ROCKの中でもこの曲は結構特別な思いがあるのかもしれない。彼らもどんな気持ちで聴いていたのだろうか。

 

そして驚いたのがその後にやった「跳べ」。これはぶっこんできたな、と思った。ぶっこみかたがなんとも言えないぶっこみ方で笑ってしまった。おそらくお客さんに跳んで欲しかったんだろうな、と思う。さすがに周りのワンオクファンはポカーンとなっていた。(笑) 盛り上がっていたのは私たちだけ。「ワンツーのスリー、ゴー!」の部分も当然誰も歌わない。このアウェイすぎる状況が最早楽しくなってきてめちゃくちゃテンション上がった。これを聴けたのはファン的にはめちゃくちゃ嬉しかった。まさかここで「跳べ」を聴けるなんて想像もしなかったなあ…。

 

そして最後にやったのが「終わりなき旅」。名曲以外の何物でもない。ミスチルが5曲で終わってしまうのが非常に惜しかった。その5曲の破壊力はとてつもないものだったのだが。

 

そしてモンスターバンドの出番は終わり、いよいよ次はメインのONE OK ROCK。去年のメトロック以来のワンオクだったので結構楽しみにしていた。

 

セトリはこれ。

 

1.Ambitions -introduction-

2.Bombs away

3.ONION!

4.Deeper Deeper

5.Taking Off

6.20/20

7.Cry Out

8.Clock Strikes

9.Bedroom Warfare

10.69

11.Always coming back

12.Wherever you are

13.Listen

14.Bon Voyage

15.Start Again

16.I was King

17.Take what you want

18.The Beginning

19.Mighty Long Fall

20.We are

 

アンコール

1.One Way Ticket

2.完全感覚Dreamer

 

おそらくワンオクだけで3時間はやったと思われる。出てきた時の歓声が凄かった。実は色々あって新しいアルバムを借りていない私(笑) それでも全然楽しめた。まさかONION!をここで聴けるとは思っていなかったので嬉しかった。しかもその後にめちゃくちゃ聴きたかったDeeper Deeperもやってくれた。あとはしっとりと歌い上げるWherever you areだったり…。やっぱり何度聴いてもThe Beginningは良い。しかし実はこの日、家を出る時にThe Beginningを聴いていたのだが盛大に携帯を落としてしまい、画面にヒビが入ってしまったという事件があったのだ。ショック…The Beginningを聴きながらウキウキすると何もいいことが無いので、私はこの曲に呪われているのかもしれない…(以前岐阜旅行に行った時にこの曲を聴きながら車を走らせているとスピード違反で摘発されてしまったという前科がある) 。ただ曲としては凄く好きだ。ライブ前にMighty Long Fallはやると聴いていたのだが一向にやらないのでいつやるのだろう?と思っていたら終盤でやったので爆笑してしまった。この曲でめちゃくちゃヘドバンした。楽しかった。もうちょっとで脳震盪起こしそうになったが。(笑) 完全感覚Dreamerも聴きたいなあと思っていたら本当の最後でやってくれたので満足。

 

そしてONE OK ROCK側の「ミスチルを呼んだ理由」をTakaが話してくれた。

 

「さっきMr.Childrenさんからも話があった通り、僕が桜井さんとご飯に行った時に桜井さんからオファーされました。…断る理由がありませんでした。(笑) むしろ僕たちのスタッフがMr.Childrenさんのスタッフに物凄く気遣うかもしれないんですけれどもいいですか!?と(笑) 何なら桜井さんだけの出演でもいいんで…とそれはそれは緊張しまくりだったのですが、後日桜井さんからご丁寧にお返事を頂きまして。『Mr.Childrenとして出演させて下さい』と。もう緊張でガッチガチですよこっちは(笑) とっても贅沢なんですけれども、さっきリハーサルで4人でMr.Childrenさんの演奏を最前列で見ていたんですけれども、さっき歌ってくれたTomorrow never knowsを間近で見られて感激しました…最後は4人で肩組んで左右に揺れながら聴いてましたよ(笑)もう胸がいっぱいになって…ようやくお前ら(観客)の気持ちが分かったよ!!(笑)」

 

とまあ面白いエピソードを話してくれたのですが、ここからまた面白い話は続き。

 

「その(桜井さんと)ご飯食べに行った時に、まあ桜井さんが酒でベロンベロンになって。桜井さん、勿論普段もいい人なんですけれども、お酒を飲むと…もっといい人になるんですよね(笑) それでその時にベロンベロンになってたので僕が車で桜井さんを家まで送って行ったんですよね。『よかったら俺ん家きなよ!』って言ってくれたんですけど、それが夜中の3時とかなんですよ(笑) 僕も後輩なので勿論送りはしたんですけれども、桜井さんが『良かったらウチ上がりなよ!』と楽しそうに言ってくれたのですみません…って言いながら家に上がったんですけれども、夜中の3時とか4時とかですよ!?ご家族の方も全員当然寝ていらっしゃるお時間だというのに、桜井さん、部屋の電気全部点けるんですよ!!(笑) これはすごいな…と。日本のモンスターバンドになると、これくらいするのかと(笑)僕もそれくらいのことが堂々と出来るようになりたいですね。こう…部屋の電気を全部点けられるくらいの堂々さ(笑)」

 

これは笑った。桜井さん面白すぎるだろ、と。

そしてまだ話はちょこっと続き。ONE OK ROCKが大変だった時期のお話になり。

 

「俺ら大変だった時にカラ館に行って歌ったんだよな(笑)クッソまずい焼酎飲みながら歌ってたんだよな(笑)」と。Tomorrow never knowsの話になってTakaが「俺あの曲好きなんだよ〜」と言っていた。「ミスチルさんの話をすると止まらないので曲やりましょう!」と言っていたくらい色々とエピソードがあるみたいだったが…もう少し聞きたかったなあ。

 

そしてまさかのトークショーみたいなものもあった。ちょこっとだけだが。4人が花道の先まで歩いてきて、まさかのプチトークショー。「ONE OK ROCKのことを今日初めて見る方もいらっしゃると思うので、何も話さないとただ暴れて帰る野郎としか思われないのでONE OK ROCKとはどういうバンドなのかってのを話していきたいと思います」とTakaが仕切った割には、話が「お前(Taka)の首筋に付いてる紫の痕跡はキスマークですか?」と突っ込まれて「そうそうこれはキスマーク…ってアホ!!」と謎のノリツッコミをしていたり(鍼の跡らしい、喉のケアでしていて「ちょっとええ声出して見てよ」と振られて「アァ〜〜♪♪♪」と美声を出して無言でベースさんを叩いたりしていて面白かった)「お前(Taka)の唇ってめっちゃ厚いよな」というどうでもいい話が続いたり。普通に面白かった。

 

そして真面目な話になり。

意外とTakaはファンに対して「厳しめ」の言葉を与えるんだなあ、と思った。もっと「辛くなったらいつでも俺らのライブに来いよ」「みんな頑張ろうぜ」とか言うタイプだと思っていたが、真逆。そこは少し見直した。

 

「ひとつ言っておきます。俺らはアイドルグループでも、ボーイズグループでもありません。ロックバンドです。そこは誤解しないで下さい。俺らは俺らのやりたいことをやってきて、頑張ってここまできました。俺たちの目標は売れることだけではありません。俺らの音楽がどれだけ皆の心に残るように出来るか。いかに自分たちの納得出来る曲が出来るか。それを常に目標にしています。だから、『俺らにだって出来るんだから、お前らにだって出来るはず』ということをお前らに教えたい。ただ、ファンに言いたいのは、どうかONE OK ROCKに依存しないで欲しい。ONE OK ROCKがいないと生きていけないとか、そんなことは言わないで下さい。俺らはお前らの背中を押すことは出来るけども、俺らの音楽に固執しないで欲しい。お前らはお前らの道を歩んでほしい。「頑張らなくていいよ」なんて言う奴なんて殆どいないだろ?だからお前らのやりたいことをやって頑張って欲しい。俺らはやりたいことをやって、少しでも同じスピリッツを持ったから好きになってくれたわけであって、俺らに依存するのは良くないと思ってる。こんなこと言うとまた『何言ってんだあのクソガキ』とか言われるのかもしれないけど、俺らはそういうスタンスです。『俺らも頑張ってんだから、お前らも頑張れよ』と。だから、お前らはお前ら自身に嘘をつかないでほしい。人に左右されないでほしい。お前らはお前らの道を歩んでほしい。どうか自分の心の内ポケットに聞いてみてほしい。答えは必ずそこにある」

 

そんなことを話していた。まさか「俺らに依存しないで欲しい」と言うとは思わなかった。あと、有名になればなるほど賛否両論も激しくなってきてきっと辛いんだろうな、ということも何となく伝わってきた。確かに正直周りから見たら『チャラいバンド』のイメージしかない。しかし彼らは彼らなりの考えがあり、揺るがないスタンスを持って進んでいるのたろうな、と思った。「俺らは昨日のことも明日のことも考えない。過去のことは振り返ったってどうしようもない。常に前を向いて、進むだけ」そんなことも話していた。おそらくだが、Takaはとても「いい人」なのだろう。桜井さんとご飯に行って親しくなるくらいなので、きっと「いい人」なのだ。

 

「僕もMr.Childrenさんに対バンさせて欲しいと言われるくらいおっきなバンドになったんだなあ、と改めて実感しました。そして今後、俺たちよりもすげえバンドが出てきたら、俺たちがその前座に立てるようなくらいのバンドになりたいです」と話していて少しバカだと思ってしまったが(笑) その意気込みは素晴らしいと思った。「世界一のバンド」なのだから当然、か。

 

あっという間の3時間半の長丁場ライブだった。素晴らしいライブになったことは間違いない。

 

最後にTakaがもう一度ステージにMr.Childrenを呼んでくれて、8人で手を繋いでお辞儀をした。この光景には鳥肌が立った。きっとワンオクのファンも「あのMr.Childrenが見られる」という思いで見に来た人が殆どだと思うので、ハマるかは別として「凄いものを見てしまった」という思いは必ずあるはずだろう。そう、Mr.Childrenって本当に凄いバンドなんだよ、と私は言いたい。

 

そんな「最高に意味不明な対バンライブ」が見られて良かった。

ありがとうございました。

Mr.Childrenも、ONE OK ROCKも。

 

 

 

今話題の「レゴランドジャパン」に行ってきた

 

1泊2日の名古屋旅行に同期と行ってきた。

カピバラを見たい」「レゴランドが気になる」そんな声から名古屋に行くことを決めた。

 

1日目は、去年の夏に岐阜旅行に行った際に行けなかった「アクア・トトぎふ」に行こうとなり、レンタカーを借りて行った。名古屋駅からアクア・トトぎふまで車で下道で約4~50分。カーナビの案内地が無茶苦茶だったせいでなかなか目的地にたどり着けず、到着時間が大幅に遅れてしまい、(元々集合時間が遅かったことと名古屋に着いてから昼飯を食べたこともあるが)着いたのが16時頃になってしまった。アクア・トトぎふは18時までの営業で、入館手続が17時までだったので、果たしてたどり着けるのだろうか、と不安になりながらも無事にたどり着けた。そこにいた3匹のカピバラ

 

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「草原の支配者」という意味がカピバラの名前にあるらしいが、そんなことを一切感じさせないような呑気な顔。そして愛らしい。癒しの塊である。餌をもぐもぐ食べて一歩たりとも動かない2匹と、ただひたすら寝ていた1匹にただただ癒された。あまりゆっくり見る時間も無かったので、サッと見て帰った。

世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ - 岐阜県各務原市の水族館

 

久しぶり(?)に会う同期だったので、お互いの近況報告を車内でしていたのだが、やっぱり同期がいるところは羨ましい。同期だからこそ色んなことが出来るし、色んな事が話せる。仲良くなれば、みんなで遊びに行ったりも出来るし、ただただ羨ましい限りだった。私は皆辞めたか転勤したかで同期がいなくなってしまったので、気軽に悩みや愚痴を言える相手が殆ど居なくなってしまった。遊びに行くような人もいないので、ただただ寂しい。そんなことを思った。

 

ホテルのチェックイン時間までまだ少し時間があったので、名古屋のテレビ塔に行った。

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夜になるにつれて天気が晴れてきたので、見晴らしも良かった。栄にあるこのテレビ塔だが、何となく札幌にいるような気分になった。地上90mの景色は結構高い。

 

夜は三井ガーデンホテル名古屋プレミアというホテルに泊まった。

【公式】三井ガーデンホテル名古屋プレミア - 名古屋駅周辺で宿泊

去年の9月に出来たばかりのホテルで、ビジネスホテルではあるが、とても綺麗だったし、何より安い。名駅前にあるホテルなのに1泊6500円だった。元々ホテルのフロントが18階にあるため、泊まる部屋は必然的に19階以上になるのだ。私たちが泊まったところは23階だった。

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窓からの景色が半端ない。ビジネスホテルでこんなに高層階で泊まれるホテルはそうそうない気がする。

 

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泊まったホテルがセミダブルベッドだったのだが、セミダブルベッドがどれほどの大きさか分からなかったので適当に相手に頼んでしまったのだが、2人でも全然寝られるスペースはあった。意外とセミダブルベッドも悪くない。

 

結局何だかんだしてベッドに入ったのが22時頃になった。この日はその工程で終了。

 

2日目。

話題の「レゴランドジャパン」に行ってきた。

www.legoland.jp

名古屋駅からあおなみ線で約30分。終点「金城ふ頭」駅にて降車し、そこから徒歩10分ほどでレゴランドジャパンはあった。

 

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ネットで色々レゴランドジャパンについて調べていたのだが、どうも行った人の感想がそれほど良くない感想ばかりだったので一抹の不安はあったが、最初に結論から述べると個人的には100点満点中60点くらいの満足度だったように思う。(同期は35点と言っていたが(笑))

まあそれは追々話していく。

 

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レゴランドジャパン最大の魅力は上記の写真のような凝ったレゴ製フィギュアが至る所に飾ってあるところだと思う。何十万、何百万ものピースを使って精巧に作られているこの作品たちが訪れた人を魅了するのだろう。

 

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最初に行ったのがレゴブロックが出来るまでの工場を再現した場所。全てが終わった後にそこの工場で作られたレゴブロックをプレゼントされた。レゴブロックがどのように出来上がるのかはちょっと興味があったので、その工程を見られたのは良かったと思う。

 

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その後、ニュース等で特に話題になっている「ミニランド」に行った。日本の有名な観光地がレゴブロックによって再現されているフロアがある。例えば上記のものだと浅草やスカイツリーだったり、大阪の心斎橋や神戸ルミナリエ、京都の東寺や渋谷など、多種多様である。ここは素晴らしかった。いろんな日本の土地がレゴブロックによって再現され、その土地その土地での風土や文化が遊び感覚で学べるのはいいことだと思う。

 

あと、4Dシアターもあったので観に行った。約15分程度のシアターだったのだが、風や水が飛んでくる。内容は敢えて言わないが、結構な迫力のなので是非立ち寄った際は見て欲しい。

 

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あとは自分でフィギュアが作れるブースがあったり。何体か作ってそれをお土産用に持ち帰れる。勿論有料ではあるが。

 

まあレゴランドの良かったところはそんなもんだろう。次は、改善点。

 

まず、やはり規模が小さすぎる。「ディズニーはユニバに次ぐ3つ目の大テーマパークを目指す」と謳うものの、実際の規模はディズニーやユニバの5分の1程度しかない。1日で全てが余裕で回れてしまう。まあそこもこれから規模は拡大して行くのだろうな、とは思うが。

 

あと、ターゲット年齢層が低いせいか、大人が楽しめるアトラクションが非常に少ない。レゴ好きや家族連れにはたまらないアトラクションばかりだとは思うが、激しめのそれなりにはしゃげるアトラクションがほぼ無い。最近ユニバに行ったことのある人なら分かると思うが、「ザ・ドラゴン」というジェットコースターがレゴランドにあるのだが、それがユニバのハリーポッターエリアにあるヒッポのジェットコースター程度の規模である。それがレゴランド内で最大の絶叫アトラクションだ。これももう少し大人でも楽しめるアトラクションを増やして行ってくれたら、と思う。

 

そしてご飯。高い。普通の昼ごはんで4000円はゆうにかかる店が多すぎる。私たちは2000円でピザとパスタが食べ放題飲み放題付きという店を見つけたのでそこで昼ごはんを食べたのだが、選べる種類がサラダとピザ3種、パスタ3種のみ。食べ放題とはいえ、種類が少なすぎる。もう少しバリエーションを増やしてもらえたらと思う。ただ、味は美味しかった。

 

そして夢の国を目指すとはいえ、周りの現実の景色がユニバ以上に見える。少し見上げるともう現実しか見えない。そこはもうどうしようもないかもしれないが、レゴランドの中心部に高い所まで上がってレゴランド全体の景色が見渡せるというタワーがそびえ立っているのだが、それが一番上まで上がった時、見える景色はほぼ海か橋か港。レゴランドの景色は見下げないと見づらいという現実。ここもどうにかなるなら改善の余地はあると思う。

 

あとはやっぱりチケット代が高い。先程規模の点で少し述べたが、あの規模で6900円税込は少しお高めな気がする。ユニバは7600円税込、ディズニーは7400円税込と考えると西に行くなら少し足を伸ばしてユニバに行くだろうな…。

 

アクセスに関しては評価的には「悪い」としている人が多いが、私は特にそうは思わない。アクセスはユニバの方が悪いと思う。まあそれも完全に主要駅からの乗り換え回数だけで考えているのだが。ディズニーは東京駅から考えると京葉線で1本で舞浜まで行けば着くが、新宿、渋谷等を経由する人は必ず東京駅での乗り換えが発生する(そもそも東京に主要駅が多いせいもあるが)。ユニバは大阪駅からだと必ず環状線に乗って西九条で乗り換えしなければならない(私の調査不足で一本で行ける電車があれば申し訳ない)。それに比べると、多少時間はかかるがレゴランド名古屋駅から30分はかかるものの、あおなみ線で乗り換え無しで行ける。時間的に考えるとちょっとしんどいかもしれないが、乗り換えが無いことは結構大きいと思う。アクセスも電車のあおなみ線しかないと言うが、ユニバだって環状線しかないし、ディズニーだって基本は京葉線しかない。今後発展して名古屋駅からの直通バスみたいなものを本数増やして作ることができたら結構大きいかもしれない。バスに関してはユニバはディズニーは結構豊富にあるので…。

 

まあ結果的には「もう少し発展してから行くのがベストかもしれない」ということだ。ユニバも出来立ての時はそうだった。結構なショボさで、これはリピートする必要があるのか?と思うくらいだったが、今では完全にディズニーに次ぐ大テーマパークになっている。ニュースによると、ディズニー以上に集客率が高くなっているとのこと。レゴランドも今後、それくらいの何か目覚ましい発展があれば、きっともっと素敵なテーマパークになるだろう。今はまだ「話題性」のみで集客してるんだな、という感じだ。正直私も今のままだともう一回行きたいかと言われるとそうは思わない。つまり「今後に期待」ということだ。「新しく出来てどんな感じなのか見てみたい」という新しいもの好きな人は行ってもいいかもしれない。なので、今後の期待値も含めて60点と評価した。

 

賛否両論あるレゴランドジャパンですが、決して楽しくないわけではないので一度行ってみてもいいのではないだろうか。

 

 

 

 

初日、中盤戦

 

NICO Touches the Wallsのライブに行ってきた。

一本の映像が無性に見たくなった。

 

www.youtube.com

私がまだNICOのことを狂ったように好きだった頃、この映像をただひたすら見ていた。前回埼玉にNICOのライブを見に行った時の記事にも書いたが、私はジャズマスターを持っている光村氏が大好きなのだ。悲しいことに今は全然持ってくれないので、時の流れというものは残酷であるが。

 

話は戻るがこの映像は「THE BUNGY」を演奏している映像である。ジャズマスターを使って演奏している光村氏も好きなのだが、この映像の何が好きかというと、ギター古村氏と光村氏がギター対決をする場面である。ライブでしか見られないこのギター対決で、ギタリスト大好き人間な私は古村氏のギターさばきに惚れ惚れしてしまうわけである。NICOが気になっている方はこの映像をぜひ見ていただきたい。

 

今日、NICOの東京2日目公演に行ってきた。ライブ中盤戦に突入したNICOの姿を見ることが出来た。埼玉ではしっかりとした方向性がおそらく定まっておらず、「お客さんの反応を見ながら今後のライブの流れを変えていこうと思います」と言っていたくらいの不安定っぷりだったが、やはりホールともなるとまた雰囲気も全然違った。人生初NHKホールだったが、さすがNHKホール。紅白歌合戦の会場ともあって、音響がめちゃくちゃ良い。とても綺麗に音が聞こえた。全体的な完成度も埼玉と比べて良くなっていた。正直個人的なセットリスト満足度に関しては 埼玉>東京1日目>今日 という感じだったが、あの曲がこんなことになったのか、とか、あの曲歌ってくれた、とか、色々驚く点はあった。ギタリスト大好き人間な私にとってやっぱり古村氏のギターさばきには惚れ惚れしてしまう。その他にも全体的なライブに関して色々書き綴りたいことはあるが、まだまだツアーは続くので言わないでおく。ただひとつ言えることは、今後ライブに行かれる方は期待しかしなくていいと思う、ということだ。

 

あとひとつ驚いたのが、今日MCで光村氏が「実はお知らせがありまして、なんと追加公演やります!」と言って客が「おおー!」となった後に「場所は……僕の地元!千葉!」と光村氏が言った後に一気に「キャー!!///」という女子の黄色い歓声があがったのだ。ここ最近主に「うおおおーー!!」と叫ぶ人ばかりのライブしか行かなかったもので、このギャップは非常に衝撃を受けた。自分も一応女子なのだが、そんな黄色い声は出せません…(笑)

 

初日、中盤戦のNICOを見られたので、あと私の参戦は本編最終日、京都を残すのみとなった。更に成長したNICOが見られることを京都では期待しておく。

 

今日ここで話せるのはこれくらい。

とても楽しかったです。最高でした。

「ヲタク」

 

年度末ですね。

3月も終わろうとして、4月から入学・就職…色んな事が始まる人がいます。私は特に何も始まりません。ただ、入社3年目のクソ野郎になるだけです。もう入社して3年経つのかと思うと何だか不思議な気持ちになります。3年前と何か変わった所があるかと言われると、特に何もありません。むしろ退化しているような気がします。良くないことですが…。まだまだ私はひよっこなので、もう少し踏ん張れたら、と思います。4月から新入学・入社等される方、頑張ってください。

 

話は全然変わりますが、3月も終わるということで3月何したんだろう?と振り返ってみましたが、私自身は部門異動があり、そこから新たなスタートを切ったわけなんですが、なんせ要領が分からないものでしどろもどろしている日々です。分からないなら分からないなりに色々工夫しようとしますが、なかなか上手くいかず…みたいな、まあ誰にでもあるような苦悩の日々を送っています。もう少し経験が積めたらな、と思います。

 

仕事はそんな感じで、プライベートでは人生初のメイドカフェに行きました。興味本位で行ったのですが、秋葉原を初めて満喫しました。人には理解できるものと理解できないものが必ずあると思うのですが、秋葉原に広がっている世界は私にはとても理解し難いものでした。秋葉原を散策した結果、「日本って疲れてるな」としか思いませんでした。別に否定するわけではないのですが、前々から私は二次元キャラというものが理解出来ませんでした。アニメキャラなんて所詮人間の理想によって造り出された偶像…この世に存在しないものを応援することほど虚しくなることなんて無いだろうと思っていました。人間の理想によって造り出された偶像なのだから当然人間の心には突き刺さり、夢を与え、元気になる。だって「理想の塊」なのだから。ごく当たり前の話である。何も努力しなくても、そこに「理想」がある。女は「高身長で、スタイルもよくて、ちょっとおっちょこちょいな誰が見ても憧れるイケメン男子」な二次元キャラに惚れていく。男は「ちょっと背が低めで、可愛らしい顔で、振る舞いも可愛らしい細身の女の子」に惚れていく。ごく当たり前の話である。そんな人が問答無用に自分の前で惚れるように振る舞えば、当然見る側は惚れるわけである。こんなことを言ったらヲタク界隈の人たちからフルボッコを受けるかもしれないが、とにかく私は「二次元」という括りに対して非常に冷めた目で見ています。単純に「このアニメは好き」とかは勿論私にだってあります。「名探偵コナン」や「セーラームーン」等好きです。ただ、その中の例えば「服部平次や工藤新一が大好きで仕方がない、最早私の旦那」とか「月野うさぎちゃんは僕の中のアイドル」みたいな、そこまでの感情は無い。この間衝撃を受けたのが、初音ミクがライブをしたみたいだが、映像であたかもステージに立っているように見せかけて、その姿に沢山のファンがペンライトを振って興奮している姿を見た。これほど虚しいことはないだろう、と。日本の映像技術は素晴らしいものだ、とは確かに思った。ただ、それに対して応援することの虚しさたるや…とまたこれも話していたらその界隈の人にそろそろぶっ殺されそうなのでこれくらいにしておこう。

 

同じことがバンドにだって言える。私はバンドが大好きだ。色んなバンドを好きになったが、特にバンドマンに惚れるということは無い。ただその人たちが演奏する音楽が好きなだけだ。私は9mm Parabellum Bulletが好きだ。彼らの奏でる音楽が大好きだ。でも、「中村和彦がベースを弾いている時にちょっとジャンプした姿がたまらなく可愛かったからこれからも大好きでいる」とか「菅原卓郎が好きで好きで仕方がないから彼だけを目で追っかけていきたい」とかそんな感情は一切湧かない。この辺りも何だかバンドが好きという論点からは少しズレているような気がして、私には少し理解しがたいのである。ただ、こういう感情が一切湧かない自分も少し虚しいな、と時々思う。女子たるもの、そういう所にもキュンキュンした方が可愛らしさや愛嬌はあるのかな、とか思ったりもするが、ひねくれ者の私はどうもそういう感情が湧いてこない。そんなことでキャッキャ言い合えるなんて羨ましいなあ、とたまに思う。「Talking Machineのイントロのアレンジがいつも興奮するから何度でも聴きたい」とか「キャンドルの灯のベースラインがめちゃくちゃエモかった」とかそんな話さえ出来たら私はいいかな、と思っている。以前、Twitterで卓郎さんが実はパパだった、みたいな報道で話題になった時に本当に「私は菅原卓郎が大好きだったし応援してたのに、そんなことを報道されて本当にショック。もう二度と応援しない」と呟いてる人を見て私は色んな人がいるんだなあ、と単純に思いました。

 

まあ秋葉原を歩き回って思ったのが、「日本は疲れている」と「オタクの人って凄いなあ」と。自分の好きなものに対してこれでもか、というくらい愛情を注ぐ姿は本当に羨ましいと思う。注ぎすぎて歪んだ愛になってしまうとそれはそれで厄介なのだが。二次元だろうが何だろうが何か一つのものに愛情を注げて、その対象の愛をひたすら語れる人は素晴らしいと思う。そこは本当に評価したい。何故そこまで話せるのか、と考えた時に、本当に好きなんだな、と思えるから。よく「ジャニヲタ」の人の妄想ツイートもリツイートで回ってきたりするが、「〇〇くんがもし××をした時に私は〇〇くんにこんなことをされたい、もしくはこういう姿で振る舞ってほしい」みたいなことを呟いてる人が沢山いる。よくそこまで想像力が働くなあ、と感心してしまうくらいだ。本当に好きならそこまで妄想が広がるのだろうか。世の中には色んな「ヲタク」がいる。その「ヲタク」全員に当てはまることは「好きなものを延々と語っていられる能力」が備わっていることだ。凄いなあ、と思ったり、疲れてんのかな、と思ったり。でもまあ、誰にも被害は与えないし仲間内でワイワイするだけの娯楽程度であれば全然いいことだと思う。私も何かの「ヲタク」になってみたい、とたまに思う。けど、そこまではいいや、とも思ったりする。何事も「程々に」が一番なのかな。

 

話がまったくまとまりませんが、「ヲタク」も一長一短ですね。

おなかすいた。

 

 

 

自分の中の「常識」を「常識」と捉えてはいけない

 

職場の女性社員3人でプチ女子会をしてきた。

仕事の愚痴を言い合える機会が久々に出来て、個人的に凄く嬉しかった。

 

たまには仕事の話でもしよう。

(ほぼ愚痴なので悪しからず)

 

社会に出て仕事を始めると、必ず職場に1人は「自分の中では考えられない人」という存在が現れる。私自身今まで3つの部門を経験し、幸いなことにその部門内の人が皆しっかりしていたおかげで仕事がとてもやりやすかった。勿論、先輩社員に怒られることもあったが、それは自分の悪いところと受け止めて反省していかなければならない。そうやって人は自分の悪いところを見つめ直し、成長していくことが生きていく上で重要なことなんだと思う。今の部門まである意味特殊な部門に配属されていた私は、3度目にしてようやく「スタンダード」な立ち位置で仕事が出来るようになった。知識や経験は新入社員並みに無いので、とにかく「何でそんなことも知らないの」と言われる覚悟で「聞く」に尽きる。自分が理解するまで「聞く」。そうしないと自分の為にもならないし、自分の後輩が出来た時に教えることが出来ない(私のいる所は私たち以降新入社員が配属されていないのである)。だって「分からない」んだもの。要領が分からない人間はとにかく経験のある先輩にアドバイスを貰うに尽きる。聞いたらきちんと先輩も答えてくれる。そうやって自分の中での経験値を上げていくしかない。ただ、今回ついにかなり厄介な存在が現れた。

 

 

ある先輩社員(男)がいる(以後Aと呼ぶ)。私は某小売業で働いているが、従業員の主体はパートさんなのである。Aは今までに無いくらいその部門のパートさんから反感を買っている。ほぼ全員が不満を抱え、上司に訴えているというのに、その上司は自分の仕事をしてくれるからか、Aを庇う形をとっている。そんな不思議な環境が今の職場にはあるのだ。接客業なのでお客様からの問い合わせが勿論あり、分からない人間が当然分かる人間を呼ぶわけだが、Aは殆どお客様の場所へ行かない。加工や切り売りの依頼もほぼ行かない。特に接客で対応しているわけでもないのに「対応中」と答えて誰かに対応を任せる。そんな姿を頻繁に見せるので、当然パートさんたちも不満が募るのだ。なのにそれを訴えても「別の仕事をしてくれているから許してやってほしい」の上司の一言。…上司は一体Aの何を買っているのか。一応言っておく。Aは社員である。

 

 

仕事中に急にAに別店舗見学の予定が入ったので、"普通なら"同じ部門の人に「別店舗見学に行ってくるので申し訳ないんですが売場宜しくお願いしますね」の一言を伝えるはずだ。なのにその一言も何も無く、ただAは1人の早番のパートさんにだけそのことを曖昧な感じで伝えて、しかも「残業出来るだけして下さい」とだけ言い放ってAは出掛けたそうだ。そして何より悪いのは、遅番のパートさんにその事を直接伝えて無かったせいで(その人は早番のパートさんにその旨を伝えられたそう)、広い売場を夜1人で見ることになってしまい、何故かその遅番のパートさんが近隣部門の人たちに「すみませんが僕1人になるのでフォローお願いします…」と頼み込んでいたのだ。結局近隣部門の従業員は売場フォローの為に残業し、Aは閉店間際に戻ってきたものの誰にも何も伝えずそのまま帰ったそうだ。そのことに皆ブチ切れた。「あの人の神経は一体どうなっているのか」と。売場フォローも頼むのは本来は社員の仕事。というか、自分が店からいなくなるのだから頼み込むのは"当たり前"だろうと思っていたが、その「常識」さえ覆すような人間が社員でいることにただただ驚きである。パートさんも主婦の方々が多いし家庭の予定だって当然ある中、わざわざ時間を割いてしたくもない残業だってしてくれているのにAはいつになっても「ありがとうございました」の一言も何もなしに日々を過ごしているのだ。そんなAが残業しているかと言うと、殆どしていない。むしろ"早く帰る"ことが多い。体調が悪いから早く帰るだの、早出してきたけどお客さんいないから早めに帰ると言って謎のフレックスタイムを取って早く帰って遅番のパートをキレさせるという。でもそれは「Aだから許されている」のだ。…どうなってるんだ?一体。なんなんだこの理不尽すぎる世界は。

 

 

社会人たるもの、「納期を守る」ということは社会人として"当たり前"の行動にしなければならないはずだ。納期を守らない人間は社会人として認められる資格はないだろう。社員の仕事の一つとして、自部門のシフトを作成する仕事がある。先日上司から「4月のシフトを3月21日までに作成するように。またセールが始まるのでそのセール中の各部門従業員の事前残業申請も3/21までにするように」とメールで来ていた。私は"当然"自部門内のシフトはその日までに、少し近隣部門との兼ね合いがある関係で作成し、残業申請も部門内の従業員に話して了承の上、上司に提出した。なのにAは昨日22日になってもシフトを作成していなかった。シフトを作っていなかったのはAの部門だけで、当然パートさんからも「早くシフトを出して欲しい」と不満の声があがる。昨日になっても作成されなかったので私はAに「シフト作らないんですか?」と問いただしたところ、「あなた、まず◯◯さん(別の部門の社員)と休みカブりすぎ」とまず一言目に何故か怒られた。何故納期を守っていない人から、シフトすら作っていない人間から怒られなければならないのか。しかも「カブりすぎ」と言われたのでシフトを見てみると、その人と私とは休みが月に2日しか被っていない。…どうやら月に2日被ったらAの中では「カブりすぎ」らしい。訳がわからない。「え、2日しか被ってないんですけど…」と言ったら「調整するからそれだけは覚悟しといて」とだけ言われた。それでまあ毎日社員が誰かしら遅番でいないといけないののだが、「それも兼ねてちゃんと作ってる?」と言われたが、何度も言うが何故納期を守っていないしそもそもシフトすら作成していない人から怒られなければならないのか。全部門の社員との兼ね合いを気にして作っている場合ではない。慢性的な人員不足なので近隣部門との売場フォローの兼ね合いで作らざるを得ないのだ。それを分かってくれない。「上司も社員もいない僕が1人になる可哀想な日があるんだよ」と言われたので別部門のシフトを見たが(いや普通にそんな日は出てくるだろ、と思ったがまあそこは百歩譲っていいとして)、どうもそういう日は見当たらない。…一体何を見てAは言っている?挙げ句の果てには「最終調整するから、少し動くことだけは覚悟しといてね」と言われる始末。腹が立って仕方がない。「こっちも別部門との兼ね合いがあるのでもうこれ以上動かせないんです」と訴えても「うん、でも最終調整するから」の一点張り。何度も何度も言うが、何故納期を守っていない人間に勝手にシフトを調整されてギリギリにシフトを動かされなければならないのか。もう上司から提示されているシフト作成納期は過ぎているのだ。納期を守らない人間が納期を守った人間のシフトに合わせることは"当然"のことだろう。だって「納期を守っていない」のだから。皆は納期をきちんと守っているのに。何故納期を守らない人間に合わせないといけないのか。何故納期を守らない人間が偉そうにするのか。そして何故納期を守らない人間が庇われているのか。社会の理不尽とはこのことなんだろうか。昨日、Aの定時は19:30だった。私が「シフト作らないんですか?」と声をかけたのは19:00頃だった。その時点でシフト表は真っ白だった。…残業を殆どしない(おそらくしたくない)Aが30分で作成したとはどうも思えないのだが、どうなのだろうか…。事前残業申請もしたのだろうか…。これでシフトを滅茶苦茶なシフトに変えられて、またパートさんから反感を買ったら本当にどうするつもりなんだろうか。

 

 

ここまで周りから反感を買っている存在なのに、訴えても訴えてもAは変わろうとしない。むしろ上司はAを庇っている。変えようとしない。本当に訳がわからない。Aのせいでパートさんが全員辞めてしまったらどうやって責任を取るつもりなのか。ただでさえ人員不足なのに。おそらくAは自分が悪いと思っていないのだ。悪いということに気付いていないのだ。自分の何が悪いのか。それくらいの姿勢でいるのだろう。最早自分が今いる部門が嫌だから、皆から反感を買って辞めたいと思っているのだろうか、くらいの勢いで考え始めているくらいだ。ここまで周りから反感を買う行動をされるとそう思わざるを得ない。ただ、周りに何も報告しない、シフト作成も滅茶苦茶、自分の都合に合わせてシフトを作成すると言った行動は前の部門にいた時から続いてるそうだ。一応言っておく。Aは社員だ。パートをまとめなければならない存在だ。そのパートを自分から崩壊させようとする姿勢が非常に理解しがたい。私はそんなAを見て「あ、自分の中での「常識」を「常識」と捉えてはいけないな」と思った。世の中には色んな人がいる。尊敬出来る人もいれば、この人どんな人生送ってきたんだよ、どうしたらそんな人間になるんだよ、みたいな人もいる。Aは少なくとも後者に値するだろう。もし職場の人間で大運動会をする機会があって、その中にドッジボールの競技があれば、真っ先に私はAにボールを投げつけるかもしれない。「普通」の人間の概念を忘れてしまいそうで怖い。

 

もう少し自分の中で尊敬できる先輩がいたらなあ。

 

 

 

あの国民的アイドルグループについて今更ながら話したい

 

私はバンドだけでなく、ジャニーズも聴きます。

 

本当は去年の年末に話したかったのだが、タイミングが無くてなかなか話せなかった。ずっと話したいことがあった。元国民的アイドルグループ、SMAPについてだ。今更ながら話そうと思う。

 

 

母親が生粋のSMAPファンである。木村推し。母親は他のジャニーズも好きは好きだが、それほどハマらなくてずっとSMAP一筋だった。私も母親の影響でSMAPを好きになった。幼稚園の時、車内でよくCDから焼いたカセットテープを流してくれていた。特に覚えているのが「セロリ」「ダイナマイト」辺りだ。「Smap Vest」に関しては、CDを焼いて擦り切れるほど聴いた。幼馴染の家にCDを持っていって良く聴いた。当時の私はDisc1(比較的最近の曲が入ってる方)が大好きで、初期の音源が入っているDisc2はあまり好きでは無かった。歌声が若さ故に今と全く違うということもあり、何となくそれが私には受け入れられなかった。時は経ち、今ではDisc2の方が意外と名曲揃いだな、と思うくらいである。シングルで一番好きな曲は何かと言われると、私はデビュー曲の「Can't Stop!!-LOVING-」だ。何となく聴いてると大サビ辺りで泣けてくる。

 

コンサートも2005年以来、毎回参戦していた。ファンクラブに入った時期が丁度「SMAP016〜MIJ」のコンサートの終わりかけくらいだったので、少しの差でMIJコンサートに行けなかった。それが物凄く悔やまれる。なので私たちの最初のコンサートは「SAMPLE BANG!」だった。人生初コンサートで、あの時の感動は忘れない。SMAPのアルバムは持っている人なら分かると思うが、アルバムの最初に必ず「Theme of ◯◯◯(何枚目のアルバムかの数字とか)」というインストが入っている。人生初コンサートで一番最初に聴いた曲は、その「Theme of 017」だ。この曲が流れてる間に映像が流れ、いよいよ出てくるんだというワクワク感をより一層高めてくれる。

 

SMAPのコンサートのいいところは、他のジャニーズに比べてライブ時間が圧倒的に長いことだ。他のジャニーズはおそらく長くても2時間半程度だと思うが、SMAPは最低3時間はやる。長い時だと4時間半くらいする時もあった。前回の「Mr.S」の時もおそらく3時間はやったと思う。それなのにチケット代は他のジャニーズとそれほど変わらないのだ。昔は「チケット代もお手頃で長くやってくれるアイドル」で定評があった。悲しいところは、ファンの年齢層が歳を重ねるごとに上がっていっていたことだ。2005年参戦した時は所謂「キチガイファン」が沢山いた。派手な格好をしてファンアピールする若い女の子を沢山見かけた。それがいつしか若い人は嵐、関ジャニ∞Kis-My-Ft2、その他…に(おそらく)持っていかれ、気付けばマダム世代のファンばかりに。「Mr.S」の時にグッズで並んでいると、周りは殆どおば様しかいなかった。若い人を探す方が難しいくらいだった。SMAPもいつしか「おじさんアイドル」とまで呼ばれるようになり、若い人からは「もうおっさんじゃん」と批判されるようにもなってきていた。それが非常に悲しかった。確かに彼らは年齢的には「おじさん」に属する世代に突入しているとは思うが、彼らが築き上げてきたものはとてつもなく大きい。「バラエティアイドル」という概念を作り上げたのもSMAPだし、初期はなかなかヒット曲が生まれず、本当に苦労したおかげで今があるグループなのである。だから今まで「え〜SMAPとかおっさんじゃん」とか言ってきた人が、解散になった途端「寂しい」とか「悲しい」とか突然騒ぎ出すのは許せなかった。「お前ら本当に好きだったのかよ」って思ってしまう。悲しいのは悲しいかもしれないが、その悲しさも軽いものだろう。私は今でも録画してあるスマスマ最終回が見れないんだぞ。見るとどうせ泣くだろうし、なにより辛すぎて。(笑)

 

こんなことを言いながら、正直私も「ガチ勢」と呼ばれるほどSMAP愛が酷いわけではない。中学の時はその「ガチ勢」というものに属していたと言ってもいいくらいの愛はあったが、今は当時ほどは熱は無い。ただ、好きな気持ちはいつまでも変わらない。

 

 

まあそんな話はこれくらいにしておき。

私が話したかったことはSMAPが最後に出したアルバム「Smap 25years」についてだ。

 

http://smap25years.com

 

ファン投票によって選ばれた50曲がこのアルバムに集約されているのだが、正直「本当にファンが選んだのかよ」と言いたいくらいのランキングだった。まずアルバム曲を見た感想は「普通に昔のアルバム借りたら良くね?」だった。母親と収録曲について沢山の不満をぶちまけていた。まあどの曲が入っていてもこの感想になるとは思うが、ランキング曲がいかんせんベタな曲ばかりで、何だか残念だった。沢山のファンに支持されている曲があることは素晴らしいと思うし、これからも名曲として受け継がれていくだろう。でもまず私が気にくわないのが、6人時代のアルバム曲が殆ど入っていないこと。シングルなんてそれこそ「Smap Vest」借りれば一発だし、昔の曲で言うと「どうしても君がいい」「Best Friend」等入ってるものの、そんなの「裏スマ」を借りれば聴けるし、なんか「そこじゃない」感しかなかった。25周年だからこそ、昔の曲をもっと入れるべきじゃなかったのか?ってなった。昔にだっていい曲は沢山ある。知らないからこそ、そういう曲を入れて欲しかった。「Smap Vest」だって昔のシングルは8cmCDでなかなか聴けなかった人が、ようやく10cmCDで聴けるようになったキッカケになったアルバムだったと思うし、今回のアルバムにもそういうキッカケ作りのアルバムみたいなものを作って欲しかった。ファン投票だから決まってしまったものは何を言っても仕方ないのだが、大体が最近のアルバム曲やカップリング曲から引っ張ってきた曲ばかりだったし、ある程度長く聴き続けてきた身としては残念だった。まあ、何度も言うがファン投票で決まったものなので愚痴を言ったところで仕方ないのだが。

 

もっと「コア」寄りのアルバムになっていればなー、と私は思った。「なんだこんな曲知らねえ」って曲もちょくちょく入れて、「こんな曲もあるのか」ってのをもっと知って欲しかった。ここからは完全に私の独断と偏見(もう既に独断と偏見で話しているが)でチョイスするが、これは是非とも聴いて頂きたい曲が何曲かある。いかにもみたいな感じに聞こえてしまうが、決して古参アピールがしたいわけではないので悪しからず。昔にもいい曲はいっぱいあるんだよ、ってことを言いたいだけなので。。。

 

・STOP!(S map〜SMAP014)

・shiosai(S map〜SMAP014)

・idea(BIRDMAN〜SMAP013)

・君を好きになって(BIRDMAN〜SMAP013)

・Ha(La Festa)

・オイラの人生のっぺらぼ〜〜!(La Festa)

・バタフライ(SMAP011 ス)

・The Road(SMAP011 ス)

・ストレス(シングル「Peace!」カップリング曲)

・黙って俺についてこい(シングル「SHAKE」カップリング曲)

・気になる(SMAP008〜TACOMAX)

・声を聞くよりも(SMAP008〜TACOMAX)

・恋があるから世の中です(SMAP008〜TACOMAX)

・まったくもう(シングル「胸さわぎを頼むよ」カップリング曲)

・君がいない(SMAP007〜Gold Singer〜)

・My Childhood Friend 〜 鏡の中のRadio(SMAP006)

・歯が痛い(SMAP006)

・君が何かを企んでいても(SMAP005)

ギョーカイ地獄いちどはおいで(SMAP005)

真夜中のMERRY-GO-ROUND(SMAP002)

 

強いて言うならこれくらい。全部いい曲なんです、本当に。

SMAP014に関しては1曲もアルバム曲がランクインしてないことが意味が分からないし、BIRDMANだってideaは良曲だと思ったし私はこの曲に投票したのだが残念ながらランクインされずだし、悲しい。

というか、SMAP013以前のアルバム曲、1曲も入ってない…?(裏スマ曲抜きにして)うわー。それは有り得ないわ。

 

ずっと昔にプチベストアルバムみたいな形で「WOOL」というアルバムが2枚組で発売されたのだが、これがまたいいアルバムなのだ。曲のチョイスが非常に良い。昔のSMAPアルバム曲で良曲をチョイスしているという感じだ。「君が何かを企んでいても」「まったくもう」「君がいない」等がこのアルバムに収録されている。良かったら是非聴いて欲しい。

 

http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A002763/VICL-40212.html

 

「おいらの人生のっぺらぼ〜〜!」はまあタイトルから何となく想像はつくと思うが、中居君のクs((ry ソロ曲である。「La Festa」自体が5人それぞれのソロ曲しか収録されていないミニアルバムなのだが、この曲からネタ曲シリーズが始まった。そういえば「トイレットペッパーマン」も入ってないな。歌詞はかなりのネタだし歌声もある意味素晴らしい歌声だが、曲調がかなりのロックでカッコいい。このソロ曲は割と有名だと思う。MIJのDisc2に入っているので聴いたことない人は是非。中居君のソロ曲でもう一つ、「My Childhood Friend 〜 鏡の中のRadio」。中居君初のソロ曲で歌の上手さは想像通りだが、曲はバラードで良曲である。

 

 

話し始めたら止まらなくなるので、とりあえずこれくらいに。

勿論最近の曲もいい曲は多いのだが(ちなみに私の「最近」の基準は「SMAP012〜Drink! Smap!」以降)、それより昔にもいい曲があるから聴いて欲しいという、ただそれだけです。

私もまだまだスマヲタ精神が残ってるのかしら。これだけ話せるということは。

 

 

以上、そこそこのSMAPバカの戯言でした。

みんなもっとSMAP聴こう。

 

 

 

おばあちゃん

 

実家にいます。今年初帰省。ようやく帰れた、と言いたい。前回のブログにて私はとてつもなく病んでいるということを無駄にアピールしてしまったクソメンヘラ野郎ですけれども、ここ最近本当に心が荒れ果てていました。自分でも引くくらい。実家に帰ってきて、少し心が穏やかになったような気がします。3月に入って初めての休みなので余計に。やっとゆっくり出来た…。

 

 

実家に帰って、母親に録画したSmaSTATION!!を見せられました。内容は泣けるドラえもんの映画特集。「織田信成が面白すぎるから見て」と言われるがままに見たのですが、号泣しまくっていた織田信成の気持ちがよく分かりました。

 

映画ドラえもんシリーズは、めちゃくちゃ泣ける。

 

その中でも特に泣いたのが「おばあちゃんの思い出」。

 

自分が大学時代、4年間祖父母の家に住まわせてもらっていたことを色々思い出して映像を見て思いっきり泣きました。どんなに酷いことをしたり、言ったりしてもいつも私の味方でいてくれたおばあちゃん。私も何回か「酷いこと言ってごめん」とおばあちゃんに謝ったのだが、「そんなの全然気にしてないよ。大丈夫、あんたが優しいのは分かってるから」といつも言ってくれたおばあちゃん。何を言っても優しかったおばあちゃん。本当に強い精神を持ってるな、と心の底から尊敬するのに、なかなかそれを態度に表せない自分の不甲斐なさ。色んなことがフラッシュバックして、涙が止まりませんでした。

 

 

私は小さい時から母方の祖父母が大好きで、実家が滋賀で祖父母の家は京都にあり、割と近いいうこともあって、暇さえあれば家に遊びに行ってました。ボードゲームやトランプなど、色んなことをして遊んでくれました。京都なので色んなところへ連れてってくれました。幼稚園や小学校の時は、八瀬のプールに連れて行ってくれたり、宝ヶ池に出かけたりもしました。家では私たちの遊びに何とか着いていこうと、おばあちゃんが頑張ってスーパーファミコン(マリオ)をやってくれて、下手なんだけど、私たちをいつも楽しませようとしてくれてました。たまに泊まりに行って、帰る時間になって、お別れの時は別れるのが嫌でいつも電車でピーピー泣いてました。

 

時は経ち、私も大学生になり、大学が京都にあるということで家に住まわせてもらうことになりました。祖父母は私が孫ということもあって心配で仕方ないのか、過保護に相当するくらいの愛情を受けていました。ご飯も過剰なくらい用意してくれたり、支度も全部してくれる。昔はそれが嬉しかったのに、今ではそれが「重い」としか思わなくなり、いつしかその優しさが辛くなってくるようになりました。辛くなって、酷いこともしばしば言ってしまうこともありました。受け入れてあげなきゃ、優しくしてあげなきゃ、とは思うものの、あまりの愛情の大きさに家に帰りたくないと思うことも増えてきました。夜遅くに帰ると迷惑をかけてしまうのは分かっているのに、なるべく接したくないから遅くに帰ってしてしまって、おじいちゃんに怒られることも度々ありました。それでもおばあちゃんは私がどれだけ遅くに帰ってきても、いつも起きて待っていて、私の支度をしてくれていました。「寝てていいのに」と何度も言うものの、「いいの、やりたいから」とだけ言っていつも支度をしてくれていました。

 

あまりの愛情の重さに母親に何度か「実家から通おうかな」とも相談しました。母親は「別にそれでもいいけどなるべくそばに居て様子見てあげて、あんたがいるから元気でやってけてると思うし」と言いました。本当は好きなのに、愛情の重さのせいでぶっきらぼうになってしまう私の態度に不甲斐なさを感じました。それでも結局私は4年間、祖父母の家に住まわせて貰いました。

 

大学を卒業して就職するとなった時に、就職の関係で私は埼玉に引っ越さなければならなかったので、必然的に祖父母の家を出なければなりませんでした。家にあった荷物を徐々に梱包していき、最後の日には当然ながらいつも居た部屋がもぬけの殻になりました。その光景を見て「ここの生活も終わってしまうんだな」と思い、泣けてきました。家を出る前の日に3人で記念撮影をしました。ただただ「ありがとう」という言葉しか言えませんでした。どれだけお世話になったか、計り知れないほどでした。

 

おばあちゃんはいつも言ってました。

「戦争に比べたら、あんたのことなんてなーんも気にならんよ。だから大丈夫。気にすることなんてなーんもない」

祖父母は戦争経験者です。第二次世界大戦時のお話を沢山聞きました。幸いおばあちゃんは戦争の影響をあまり受けていない状況にいたそうですが、おじいちゃんは少し戦争に関わりがあったそうです。でも、2人の心には戦争はやはりとてつもない衝撃と絶望を与えたようで、「あの頃のことを思い出すと今あることなんて全部ちっぽけだよ。あんたは幸せ者だよ」それが口癖なくらいでした。やはり、戦争を生き抜いてきた人は相当な精神の強さを持っていて、それなのに今クヨクヨ悩んでる自分が申し訳なくなってきます。

 

 

私には兄がいます。去年結婚しました。

祖父母は既に80を超えていて、体も昔のように動かなくなってきているのに、おじいちゃんは体を悪くして結婚式には出席出来なかったのですが、おばあちゃんはわざわざ結婚式に来てくれました。

結婚式の披露宴の際、お色直しのために隣について欲しい人をお互いに呼んで付き添ってもらっていたのですが、奥様の方は妹さんを呼んで会場を出られました。ウチの兄は誰を呼ぶのか…頼むから私は呼ばないでくれ…と祈っていたのですが(笑)、兄が呼んだのは、おばあちゃんでした。

おばあちゃんは初め状況を分かっていなくて普通に食事を楽しんでいたのですが、自分が呼ばれたことに気付いてからは、おばあちゃんは涙が止まっていませんでした。「小さい時からいつも遊んでくれて、本当にお世話になりました。遠くからわざわざ来てくれたこともあって、今回はぜひ付き添って欲しいと思っておばあちゃんを選びました。おばあちゃんありがとう」と兄が言って、私も泣きました。正直、披露宴はそこが一番泣けました。(笑)

 

私も祖父母が生きてる間に結婚出来たらなあ…せめてもの親孝行をしてあげたいなぁ…と、兄の姿を見て物凄く思いました。

 

祖父母の話をすると本当に色んなことが思い出されます。

 

そんな私は明日、祖父母の家に行ってきます。

「私は元気だよ」そう伝えないといけないな、と思いました。

 

私の「おばあちゃんの思い出」話でした。